春も秋も楽しめます<作品紹介 ④>
春分の日を過ぎても、まだまだ肌寒い日が続いていますね。数日前にはぽかぽか陽気の日があっただけに、その気温差についていくのが大変です…。
さて先日、東京で桜の開花が発表されましたね!京都ではいつ開花宣言がされるのか気になるところではありますが、今回ご紹介するのは桜の模様が施された「雲錦蒔絵八角食籠(象彦製)」(象彦蔵)です。
作品名称にある「雲錦」とは、桜と紅葉を描いた模様のこと。その名の通り、桜や紅葉が蒔絵で美しく施されています。春の桜と秋の紅葉、ということで、一年中用いることができる柄です。
桜も紅葉も模様が一定ではなく、様々な形をしており手が込んでいるのがわかります。さらにどの模様も立体的で、見ていて飽きることがありません。じっくりと目を凝らして、細部の装飾をご覧ください!
気がつけば3月も後半戦。当館でも、「松花堂つばき展」の準備が大詰めです。今年の「松花堂つばき展」は3月31日(金)~4月2日(日)で、春季展「お弁当箱-目であじわう器-」とのお得な共通券もございます(つばき展・春季展共通券:一般1,000円)。
椿や桜を愛でながら、ぜひ美しいお弁当箱もお楽しみください!なお、4月3日(月)は臨時開館いたします。皆さまのご来館を、お待ちしております!
0コメント