奥行きが感じられます <作品紹介 ⑳>
早いもので、大型連休も今日が最終日。長い連休を過ごされた方がいたり、お仕事をされていた方もいたり…皆さまどのような大型連休を過ごされたのでしょうか?
今日は、そんな連休最終日にふさわしいすっきりとしたお天気になりました。ぽかぽかした陽気に誘われて、お出かけされた方も多いでしょうか。庭園にも、新緑を楽しんでおられる方の姿がみられました。
そんな庭園は、フジも見頃を過ぎて、ツツジが華やかに咲いています。
こちらはfacebookの写真アルバムでもアップしたものですが、静かな雰囲気を醸し出している草庵「松花堂」も、ツツジ越しにみるといつもと違った感じにみえます。
オオヤマレンゲやシャクヤクも、だいぶ蕾が膨らんできました。綺麗な花が咲くのが楽しみです!
さて、本日は展覧会最終日。終了間際となりましたが、最後の作品紹介をしたいと思います。今回取り上げるのは、「透彫竹重箱」(お辨當箱博物館蔵)です。
中には3段の重箱が入っているのですが、それを上からすっぽりと覆う外側には、側面や上部に透かし彫が施されています。覆いだけでみても見事な造形ですが、中に重箱が入ることによって、奥行きが感じられて、また違う雰囲気となります。
実際はお弁当箱として使用できるのですが、このまま置いておいても、趣きがあって素敵ですね。
春季展「お弁当箱-目であじわう器-」の作品紹介は、今回が最終回となります。前期・後期通じていろいろな作品を紹介させていただきました。テレビや雑誌などでお弁当箱が取り上げれられる機会も増えてきていますので、ひとつでも印象に残るものがありましたら幸いです!
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