特別公開とあわせてどうぞ!<作品紹介 ⑥>
いよいよ3月も明日が最終日。当館では「松花堂つばき展」がはじまるとあって、忙しない雰囲気となっています。
今日は暖かく、庭園では鴬が気持ちよさそうに鳴いていたり、内園出口付近の桜が開花したりと春らしい1日となりました。つばき展に向けて庭園内も美しく飾り立てられ、いつもとは違った雰囲気をお楽しみいただけると思います!
さて、そんなつばき展の見どころのひとつに、別館1階で展示される椿の切り花があります。200種類を超える種類の椿がずらっと並んでおり、様々な椿をご覧頂けるのですが、そのなかには松花堂庭園のすぐ近くにある、正法寺の椿も含まれています。
松花堂のつばき展と同じ日程で正法寺の特別公開も実施されており、つばき展との共通券もございます(松花堂つばき展・正法寺特別公開 共通券 一般1,100円)。この機会にぜひ正法寺へも足をお運びください!
今回の作品紹介は、その正法寺所蔵の「花鳥漆絵蒔絵重箱」です。
正法寺は、尾張徳川家初代義直の生母・お亀の方(相応院)の菩提寺です。この重箱にも、徳川家の家紋である三つ葉葵がみられます。総体黒漆も、そこに施された蒔絵装飾もとても品が良く、じっくり見ていられるものになっています。
正法寺の特別公開を楽しんでからお弁当箱を見るも良し、展示室でお弁当箱をみてから正法寺へ足を運ぶのも良し、ぜひあわせてご覧ください!
正法寺の特別公開は、松花堂つばき展とおなじく3月31日(金)~4月2日(日)の午前10時30分~午後3時までです。
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